2013.09.04 自覚
数週間前、宇多田ヒカルのお母さんの最期が悲しいことになったのは周知の事実。

後に、宇多田ヒカルはコメントで「母は精神病でした」と公表した。
最期の選択がその病気が原因だったのかどうかは本人しか知る由がないのだが、
家族によると、本人は治療を頑なに拒んでいたらしい。
よって、症状もだんだんひどくなっていったそうだ。
芸能人一家なので表沙汰にはできなかっただろうのは想像できるし、
家族は本当に苦労しただろうと思う。

精神病はたくさんの種類があるので一概には言えないが、
「自分は病気ではない!」という強い思い込みがあることは珍しくない、と思う。
自分の状態を全く客観的に見ることができない、病気を自覚できないこと事自体が、
ある種、一番困った症状なのかもしれない。

以前、いわゆる精神病院といわれるところで入院生活を経験して思ったのは、
実は病院の中はマトモな方々ばかりの、非常に安全な場所ではないかということだった。
概して精神病院は忌み嫌われる場所であり、精神病患者は世の中から疎んじられる存在ではあるが、アタシがいた開放病棟では皆、
「自分は病気を治療するためにここにいる」
ということを(強弱はあれど)自覚している人たちばかりだった。

なので、病院の外の方がよっぽど精神的にマトモではない方々が野放しにされてて怖いのでは?
という感想を当時はもった。
(当時、池袋などで通り魔事件等があったから、なおさらそう思ったのかもしれない。)
もちろん閉鎖病棟はまたちょっと事情は違うと思うが…。

精神病に限らず、他の病気でも病院に行くことや治療を拒む人っているみたいだし、
コレ現代の医療技術とかカウンセリング技術あたりでなんとかならんもんかな…と思う。
マスコミは「彼女は精神病でしたー!」なんていうゴシップばかりに群がるだけじゃなくて、そういう病気を持った人の家族を救う観点からの取材ってできないもんなのか?
そういったことを世の中に伝えて問題提起するのが真のジャーナリズムだと思うけどね。

話は変わるが、宇多田ヒカルが世に出始めてセンセーショナルを巻き起こしていた頃、
うちのおかんがテレビで彼女を見て、
「ええっ、これがあの藤圭子の娘なのっ!?すっごいブサイクな!」
と繰り返し言っていたのを思い出す。
そんなに言うほど彼女はブサイクではないと思うけど…。

うちのおかんが人をけなすことはほとんどなかったので、
藤圭子という人は歌手としての全盛期はすっごい美人だったんだろう。
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