2013.03.30 生まれ変わり
今日の内容はヘビーで暗い内容?かも。

知り合いの知り合い、という方の話なんですが。

小学校低学年の娘さんがいたのだが、その子が不幸にも小児がんになってしまい、最期は1ヶ月半もの間、意識がないまま病院で治療を受けていた。
しかし、残念ながら治療の甲斐なく亡くなってしまった。
当たり前だけど、ご両親の悲しみはいかばかりか…。
女の子だし一番かわいい盛りだっただろうしねぇ。。。

それから2年後、このご両親は新しい命を授かった。
特にお母さんの方は、
「きっとこの子は(亡くなった)娘の生まれ変わりだ!」
と言って、非常に喜んだ。

しかし、お腹の子が男の子と分かったとたん。
「この子は娘の生まれ変わりじゃなかったんだ…。」
と非常に落胆。
毎日毎日泣いて過ごしていたらしい。

難産の上生まれてきた男の子は、心肺停止状態。
すぐさま大学病院に搬送され、今も入院中。

お母さん、病院に通って看病はしてるけど
「(娘の生まれ変わりじゃない)息子に会いたくない」って・・・産後うつ状態。

それで知人が一言。
「かわいそうだよねえええぇーーーー。」

それは、生まれてきた息子がかわいそうだと解釈していたのだが、知人は「母親がかわいそうだ」という。

えええーーー…?

「だってせっかくできたのに男の子だよー?生まれ変わりじゃないんだよー。」って。

「生まれ変わり」を信じるのは個人の自由だとしても、我が子にまでその考えを押し付けるってどうかなぁ。
常識的に考えてもクローンじゃあるまいし、性別が同じであっても、同じ子が生まれるわけないじゃん。
たとえクローンであっても、意識レベルでは亡くなった子とは全く別人格なわけだし、
「あなたは姉の生まれ変わりなのよ」
なんて言われて育つのは、生前の姉と永遠に比べられてるようで、本人の育つ環境としてはあんまり良くないんじゃないの、、、と思うんだけど。

知人は亡くなった娘さんのことを知っていたし、母親の落胆ぶりも間近に見ている。
だから、見ず知らずで全く赤の他人、しかも子どもなしアタシの「かわいそう」解釈と違って当然なのかもしれない。

だけど心肺停止で生まれてきた、ってゆー話をを聞いた時、赤ちゃんが
「僕は生まれ変わりなんかじゃない!僕は僕だ!」
ってゆー強い意思表示みたいな、存在感を示した気がしてならない。

母親は我が子を失った悲しみが強いあまり、常識的な?考えとは逸脱した思考になったのかもしれない。
それが結果、自分と(あとで生まれてきた)我が子を苦しめる結果となっても。

しかもこの件で両親の仲が険悪になっている、という後日談も聞いてしまい、
もうううあああああーーいやいやいやいやえええーーー!?
という気分になってしまった。

会ったことがない人のこととはいえ、あんまり幸せじゃない話ってのは本当にカラダに悪い。
小説やドラマとは違う、本当の現実の話だと思うとなおさらなぁー。

今日のててこ:桜の季節とはいえ、けっこう寒い日が多いのでモフモフが手放せない。
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カメラを向けると目をそらす。
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