先週ですが、実家のくろこが死にました。
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雑種ですが、長毛種の血が入ってるようで、毛はちょっと長めでフサフサ、ビロードのような光沢と手触り。
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去年あたりから、自慢の毛並みも徐々に面影がなくなってきていた。

お正月に帰省したときはもうすでに、かなりのヨボヨボだったくろこさん。
夏に入ってからは、ほとんどゴハンも食べず、ガリガリになってしまったらしい。

もとはといえば、私が大学に入ったばかりの頃、黒と茶色の2匹の子猫が学生寮の廊下で堂々と遊んでいたのを見たことからだった。
「ぬおっかわいい!」
と一目ぼれし、黒いのをはしっと捕まえ、個室で牛乳をあげた。(ホントはネコに牛乳飲ますのはお腹を壊すことが多いのでよくないのだが。)
数日後、寮母のオバサンがホウキを持ってすごい剣幕で子猫を追いかけまわしてるのを見て、黒い子猫に「こっちから入っておいで~」とアタシの個室(幸運にも1F)の窓を教えたら、すぐ場所を覚えて部屋に出入りするようになった。

それから彼女を「くろこ」と名づけて学生寮でコッソリ飼い続け、卒業時に山形の実家に連れてきた。
頭はよいが愛想はなく、人間に迎合しない。
キライな人になでられると超うなる。
「なつかないから全然かわいくない」
と前のダンナに嫌われたりした。
若い頃は、大学敷地内ででっかいキジを追いかけたり、自分の体の数倍もある犬に、すごい剣幕でたてついたこともある女豪傑だった。

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先週、例の叔父が亡くなって通夜と葬式の日取りが決まった時、
「くろこをこのまま留守番させたら、危ないかも」
と、おかんが動物病院に電話をして、預かってくれないかとお願いしたのだが、
「診察してみないとなんともいえない」
と言われ、預かってもらえるかどうかも分からないのに、ムリにケージに入れて車で病院に連れて行くのはかわいそうだし…と思っていた翌日の朝、いつもいた部屋(元アタシの部屋)で冷たくなっていたそうだ。

そのおかげで、うちの両親はある意味安心して叔父の葬儀に参加することができた。
「本当に孝行だったなぁ~。」
と、おかん。

御歳20歳、人間齢に換算すると105歳!!(くらいだそうです。)
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大学を卒業してから、アタシは実家を出たり戻ったり。
一緒にいれなかった時期もかなりあったけど、くろこはアタシがなでると、ちゃんとゴロゴロのどを鳴らしてくれて、アタシのことをしっかり覚えててくれていた。

くろこや、長生きしてくれて、ありがとう。

しかしこれで、実家にはネコが一匹もいなくなってしまった。。。
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↓当時一歳の姪っ子ひーと。
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姪っ子たちが実家に遊びに来るたび、「うるさいなー」という顔をしつつも、夜になると泊まってる部屋のふすまを開けて寝顔をそっと見に来る…(というか安全確認?)そんなくろこさんでした。
姪っ子は今年の春、中学一年生になりました。
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